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天六駅近くの整形外科・リハビリテーション科|骨粗しょう症/交通事故治療

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【Q&Aコラム】ストレートネック(スマホ首)は枕を変えれば治る?

患者さん

最近、スマホの見過ぎや長時間のパソコン作業のせいか、首や肩の痛みがひどいです。

ネットで「ストレートネック(スマホ首)を治す」という枕を見つけ、購入しようか迷っています。

こういった枕に変えれば、まっすぐになってしまった首の骨のカーブは元に戻るのでしょうか?

天6整形外科

「枕を変えるだけでストレートネックが完全に治る(骨のカーブが元に戻る)」ということはありません。

もちろん、ご自身の身体に合った枕に変えることで、睡眠中の頸部への負担を減らす効果は十分に期待できます。

しかし、ストレートネックの根本的な原因は、「起きている間の姿勢」にあることがほとんどです。

寝ている姿勢以上に普段の日常生活の過ごし方の影響が強いため、枕を変えるだけでストレートネックが完全に治るということはありません。

もう少し詳しく解説

ストレートネックについてもう少し詳しく解説していきます。

そもそもストレートネックとは?

人間の頭の重さは、約5〜6kgと、実はかなりの重さがあります。

本来、頸椎は前方に突出した緩やかなカーブ(前弯)を描くことで、この重い頭をバネのように支えています。

しかし、スマホやパソコンを見るために「頭が前に突き出た姿勢」を長時間続けてしまうと、首の周りの筋肉が次第に緊張してしまい、首の骨が真っ直ぐに引っ張られたままになってしまいます。

この状態のことをストレートネックといいます。

ストレートネックの例(AI生成)

ストレートネックは治る?

ストレートネックが治るかどうかは骨の状態によって変わります。

ただ姿勢が悪いだけのストレートネック(良い姿勢も取ろうと思えば取れる)であれば、姿勢の意識付けや不足している筋力を補うことで治療することができます。

しかし、加齢なども重なり完全に頸椎が変形して固まっている状態になってしまっていると、頸椎を完全に正しいカーブに戻すことはできなくなってしまいます。

そのため、普段から悪い姿勢を取り続けないように生活することが非常に重要となります。

枕のストレートネック改善への役割と限界

ストレートネック専用と謳っている枕は、寝ている間に首のカーブを自然な状態にサポートし、筋肉の緊張を和らげる目的で作られています。

しかし、寝ている間だけ理想的な姿勢を作ったとしても、起床後の生活で悪い姿勢で頸に負担をかけ続けてしまうと、ストレートネックが改善することは難しくなります。

枕はあくまで「睡眠環境を整えるサポート器具」であり、加えて日常生活の改善をすることが大切です。

ストレートネックを治す・予防するための日中の過ごし方

ストレートネックを改善するには、日中の生活習慣の見直しが不可欠です。

  • 画面の高さを上げる
    スマホを見る時は、うつむかずに画面を目の高さまで上げましょう。パソコン作業の際も、モニターの高さを目線に合わせるだけで首への負担が激減します。ノートパソコンを使用する場合は、ノートパソコンスタンドなどの利用をお勧めします。
     
  • こまめなストレッチ
    30分に1回程度を目安に、背伸びをする、肩(肩甲骨)を回すようなストレッチを行いましょう。縮こまった頸や背中の筋肉を伸ばすことが効果的です。何よりも同じ姿勢で長時間居続けない事が重要ですので、可能な範囲で時間を決めて、定期的に数秒〜十数秒程度からでも軽いストレッチを行うようにしてみましょう。

ストレートネック(スマホ首)は、枕の買い替えだけで治るものではなく、「日中の姿勢改善」と「こまめなストレッチ」が最も重要な治療法となります。

しかし、もし、「強い痛みで夜も眠れない」「腕や手にしびれが出ている」といった場合は、単なるストレートネックではなく「頚椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニア」などの病気が隠れている可能性があります。

その場合は無理にストレッチをせず、早めの受診をお勧めします。

天神橋筋六丁目、天満、都島、南森町、東淀川区から通いやすいクリニック、天6整形外科では、手術が必要になる前に身体を治す、怪我をしてしまわない身体を作ることをモットーに診療を行っています。

上記の質問・疑問以外にも気になる事があれば、診察やリハビリの際にお気軽にお申し付け下さい。

●このコラムを書いた人

理学療法士
二宮 暉

患者様に合わせたリハビリテーションを実施し、日常生活におけるアドバイス、運動の指導を行い、一人ひとりに寄り添った治療を提供します。
また、当院のコラムを通して、より患者様の生活の質を向上させるような情報を発信していきます。

●得意分野
肩関節疾患(保存療法・術後)、投球障害(肩・肘)、トレーニング指導

記事監修:久保 卓也