大阪市北区天神橋
天六駅近くの整形外科・リハビリテーション科|骨粗しょう症/交通事故治療

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【Q&Aコラム】「ロコモ」ってよく聞くけど、結局どういう意味?

患者さん

最近、市役所やテレビで「ロコモに注意!」という言葉をよく見かけます。

なんとなく高齢の方の足腰が弱ることかな?というイメージはあるのですが、具体的にどのような状態を指すのでしょうか。

最近、階段を登るときに膝が痛むことがあり、私も関係しているのかなと少し不安になりました。

天6整形外科

「ロコモ」とは、骨や関節、筋肉などの働きが衰え、将来的に「介護が必要になるリスクが高い状態」のことです。(正式名称:ロコモティブシンドローム)

ご質問にあった「階段を登る時の膝の痛み」は、筋力や関節が弱っていることを知らせるサインであり、ただちにではありませんが、今後ロコモに進行していく可能性があります。

「まだ若いから関係ない」と思わず、早めに対策を始めることが大切になります。

もう少し詳しく解説

なぜロコモになってしまうのか、そしてご自身が当てはまるかどうかの簡単なチェック方法と対処法について解説していきます。

ロコモの原因は「運動器」の衰えです

人間の身体を動かすための部品(骨、関節、筋肉、それらを動かす神経)をまとめて「運動器」と呼びます。

運動不足などが要因で使わない筋肉は年齢とともに少しずつ減っていき、身体を支える力が弱くなってしまいます。

また、「変形性膝関節症(軟骨がすり減って痛む)」「骨粗鬆症(骨がスカスカになる)」などが原因で、痛みが出て動けなくなり、さらに筋力が落ちるという悪循環に陥ることも多いです。

これらの筋肉量の現象がロコモに繋がってしまいます。

これってロコモのサインかも?

「自分はまだ大丈夫」と思っていても、以下のような日常のちょっとした変化がロコモの始まりかもしれません。

  • 片脚で立ったまま靴下をはけない
  • 家の中でつまずいたり、滑ったりする
  • 階段を上るのに手すりが必要になった
  • 青信号の間に横断歩道を渡りきれない

これらに1つでも当てはまる場合は、運動器の機能が少しずつ低下してきている可能性があるので注意が必要です。

気担った時が運動の始め時です!

「もしかしてロコモ?」と思っても、決して手遅れではありません。

今からでも十分に改善・予防が可能です。

以下の部分を意識してみましょう。

  • 無理のない範囲で身体を動かす
    「スクワット」や、テーブルにつかまって行う「片脚立ち」など、ご自宅でできる簡単なトレーニング(ロコトレ)を毎日の習慣にしてみましょう。
     
  • 痛いときは我慢せず整形外科へ
    膝や腰に痛みがあるのに無理をして運動すると、逆に関節を痛めてしまいます。痛みが続く場合は、まず整形外科で原因をしっかり調べてもらうことが重要です。

ロコモティブシンドローム(ロコモ)は、「いつまでも自分の足で元気に歩くための機能が衰え始めているサイン」です。

階段の痛みなど、身体の小さなSOSを見逃さず、まずはご自身の筋力や関節の状態を知ることから始めてみましょう。

「最近ちょっと足腰が弱ってきたかも…」と感じたら、ぜひお気軽にご相談くださいね。

天神橋筋六丁目、天満、都島、南森町、東淀川区から通いやすいクリニック、天6整形外科では、手術が必要になる前に身体を治す、怪我をしてしまわない身体を作ることをモットーに診療を行っています。

上記の質問・疑問以外にも気になる事があれば、診察やリハビリの際にお気軽にお申し付け下さい。

このコラムを書いた人

理学療法士
二宮 暉

患者様に合わせたリハビリテーションを実施し、日常生活におけるアドバイス、運動の指導を行い、一人ひとりに寄り添った治療を提供します。
また、当院のコラムを通して、より患者様の生活の質を向上させるような情報を発信していきます。

●得意分野
肩関節疾患(保存療法・術後)、投球障害(肩・肘)、トレーニング指導

記事監修:久保 卓也