【動画】骨粗鬆症予防に大切なビタミンDが多い食材
こんにちは、天6整形外科理学療法士の二宮です。
当院ホームページをご覧になられている方は、インスタグラムアカウントがあることはご存知でしょうか?
今後は今までのような文章主体のコラムの他に、インスタグラムのリール機能を用いた動画を使用したコラムも投稿していきますので、インスタグラムもフォローしていただけるとより情報が得られやすくなるかと思います。
今回は骨粗鬆症の予防に大切なビタミンDについて、どのような食材が特に多く含まれるのかといった点について動画にしましたので、まずは動画をご視聴下さい。
動画は見ていただけましたでしょうか?
それでは、今回のコラムについてはこの動画のポイントについてもう少し詳しく解説していきます。
目次
ビタミンDと骨粗鬆症(骨粗しょう症)の関係
ビタミンDはカルシウムの吸収に必要なビタミンであり、骨の健康を考えるためには必須の栄養素です。
当院でも骨密度測定において骨密度の低下が見られた場合は、血液検査にて必ず血中のビタミンD量を必ず確認しています。(他の要素が原因の場合もあります)
ビタミンDの摂取量の基準
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年度版(日本骨粗鬆症学会)[※外部サイトへ移動]では、1日のビタミンDの摂取量は10〜20 µg程度(20μg=800IU)を推奨しています。(なお、日本人の食事摂取基準2020年版では、摂取上限は100μg:4000IUとされています)
今回の動画ではそんなビタミンDがどんな食材に含まれているかについて紹介しましたが、このコラムではもう少し詳細に説明していきます。
ビタミンDを多く含む食材その① サケ(シャケ)
ビタミンDは基本的に肉や魚などに多く含まれ、特にサケには一切れ80gあたり25.6μgと、一切れ食べるだけでガイドライン上の摂取基準を超える量を摂ることができます。
また、サケは青魚などと同じくDHAやEPAなどを含む良質な脂肪が多く含まれています。
ビタミンDは脂肪と同時に摂取すると体への吸収率が良くなりますので、サケはビタミンDを摂る上では最も良い選択と言えるでしょう。
ビタミンDを多く含む食材その② シラス
シラスはちりめんじゃこなどとも言われる、魚の稚魚を乾燥させた食べ物ですが、スプーン一杯10gあたりで6.1μgとその量に対してぎっしりとビタミンDが詰まっています。
ごはんやサラダなどとともに食べやすいので、食事の際は用意しておくと良いでしょう。
ビタミンDを多く含む食材その③ キクラゲ
ビタミンDはきのこ類にも豊富に含まれており、キクラゲには特に多い100gあたり17.1μgが含まれています。
キクラゲは乾燥状態で販売されていることも多いですが、きのこ類は天日干しするとビタミンDが多くなりますので、キクラゲはビタミンDを摂るためのきのこの選択としてはとても良いものと言えます。
ビタミンDを多く含む食材その④ 舞茸
舞茸はビタミンDを100gあたり4.9μg含み、キクラゲに次ぐビタミンD量を誇ります。
キクラゲよりも食べやすいきのこであるため、舞茸を積極的に食べることもおすすめです。
ビタミンDを多く含む食材その⑤ 卵黄
卵黄は1個(17g)あたり、ビタミンDを2.04μg含みます。
その他にも良質な脂質やさまざまなビタミンを含み、栄養が非常に豊富な食材です。
ここまで説明してきた食材の中でも価格や調理法から最も食べやすいといっていい卵黄は、骨粗鬆症予防のためには強い味方になるでしょう。
まとめ
今回は、ビタミンDを多く含む食材について解説した動画でした。
より詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてお読み下さい
今後もこのように役立つ動画を投稿し、コラム内でより深い説明をしていきます。
動画が投稿された際、いち早く視聴できるように、インスタグラムのフォローをよろしくお願いいたします。
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- 骨粗鬆症になっていないか気になる
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実際に問題が大きくなり、日常生活が困難となる前に受診をすることが、早期に回復するために重要です。
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