大阪市北区天神橋
天六駅近くの整形外科・リハビリテーション科|骨粗しょう症/交通事故治療

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【Q&Aコラム】夜中に突然足がつる!「こむら返り」が頻繁に起きる原因と予防法

当院の患者様から実際にいただいた、代表的なご質問をご紹介します。
※リスク・副作用、施術内容はコラム投稿時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
患者さん

最近、寝ている時や朝方に突然ふくらはぎがピキーンとつって、激痛で目が覚めることが増えました。「こむら返り」だと思うのですが、毎日のように頻繁に起きるので、また痛くなるのではと寝るのが少し怖いです。

なぜこんなに足がつるのでしょうか?自分でできる予防法があれば教えてください。

天6整形外科

こむら返りが頻繁に起きる主な原因は、「筋肉の冷え」「水分の不足」、そして「筋肉の疲労」ですが、特に高齢者の場合、「水分不足」が原因であることが多いです。

身体を冷やしすぎないようにする、水分をこまめに摂る、ストレッチなどで筋肉の疲労軽減を図るなどで対策してみて下さい。

こむら返りは日常生活のちょっとした習慣を見直すことで改善することが多いので、これら3つの原因が当てはまらないかを気にしてみて下さい。

もう少し詳しく解説

なぜ寝ている時にふくらはぎの筋肉が誤作動を起こして痙攣(けいれん)してしまうのか、そのメカニズムと今夜からできる予防法についてわかりやすく解説していきます。

原因は筋肉の「誤作動」と「水分不足」、「ミネラル不足」です

ふくらはぎの筋肉が、自分の意思とは関係なく異常に強く収縮してしまうのがこむら返りです。

原因の一つとしては、エアコンが直接あたったりして足が冷えると筋肉が硬くなり、血管が縮んで血流が悪くなることが挙げられます。

この時、血流の影響で筋肉の伸び縮みを調整するセンサーが過敏になり、少し寝返りをうっただけで異常に収縮してしまいます

また、寝ている間、人はコップ約1杯分の汗をかきます。

水分や、筋肉の動きを正常に保つミネラル(マグネシウムやカルシウムなど)が不足すると、筋肉の伸び縮みといったコントロールが上手くできなくなるため、こむら返りが起きやすくなります。

さらに、立ち仕事や運動などでふくらはぎに疲労物質が溜まったまま寝てしまうと、筋肉がリラックスできず、つりやすい状態になってしまいます。

本来は筋肉が急激に伸ばされた時に断裂してしまわないように作動する防御反応が、冷えや水分不足、ミネラル不足により誤作動してしまって筋肉が強く収縮してしまい、そのまま力を抜けず痙攣してしまうことでこのようなこむら返りが生じてしまいます。

こむら返りの予防策

ご家庭で手軽に取り組める、効果的な予防法をご紹介します。

  • 寝る前のコップ1杯の水分補給
    寝る直前に、常温のお水や麦茶をコップ1杯飲む習慣をつけましょう。アルコールやカフェイン(コーヒーなど)は利尿作用があり、逆に水分を奪ってしまうので寝る前は控える方が良いでしょう。
    身体に吸収されるのが早いという点でスポーツドリンクを少し飲むこともおすすめです。
     
  • 足元をしっかり温める
    夏場のクーラーや冬の寒さから足を守るため、こむら返りになりやすい人は夏でも長ズボンを履いたり、就寝時に「レッグウォーマー」を履くのが有効かもしれません。また、シャワーだけで済ませず、湯船にしっかり浸かって芯から温まることも大切です。
     
  • ふくらはぎの軽いストレッチ
    寝る前に、アキレス腱を伸ばすような軽いストレッチを行い、1日頑張ったふくらはぎの筋肉をゆっくりとほぐしてあげましょう。

痛いときは無理しないで!頻繁な場合は病気が隠れていることも

もし足がつってしまった時は、慌てて揉んだり叩いたりせず、足の親指をすねの方に向けて、ゆっくりとアキレス腱を伸ばすようにストレッチをして痛みが引くのを待ちましょう。

ただし、予防法を試しても毎日のようにつってしまう、歩く時もふくらはぎが痛い、足に持続的なしびれがある、といった場合は注意が必要です。

腰の神経の圧迫(脊柱管狭窄症など)や、血管の病気が隠れている可能性があります。

不安な場合は我慢せず、早めに整形外科で検査を受けてください。

こむら返りは、筋肉の冷えや水分不足、疲労による身体からのサインです。

まずは「温める」「水分を摂る」「軽く伸ばす」の3つの予防法を、無理のない範囲で毎日の習慣にしてみてください。

それでも頻繁に繰り返す場合や、痛みが長引く場合は、当院でもこむら返りに効果的なお薬(漢方薬:68番芍薬甘草湯など)の処方が可能です。

「ただ足がつるだけ」と一人で悩まずに、ぜひ一度ご相談くださいね。

天神橋筋六丁目、天満、都島、南森町、東淀川区から通いやすいクリニック、天6整形外科では、手術が必要になる前に身体を治す、怪我をしてしまわない身体を作ることをモットーに診療を行っています。

上記の質問・疑問以外にも気になる事があれば、診察やリハビリの際にお気軽にお申し付け下さい。

このコラムを書いた人

理学療法士
二宮 暉

患者様に合わせたリハビリテーションを実施し、日常生活におけるアドバイス、運動の指導を行い、一人ひとりに寄り添った治療を提供します。
また、当院のコラムを通して、より患者様の生活の質を向上させるような情報を発信していきます。

●得意分野
肩関節疾患(保存療法・術後)、投球障害(肩・肘)、トレーニング指導

記事監修:久保 卓也