大阪市北区天神橋
天六駅近くの整形外科・リハビリテーション科|骨粗しょう症/交通事故治療

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【Q&Aコラム】ギプスカットで体は切れない?

患者さん

スポーツで骨折をしてギプスを嵌めています。

今日いよいよギプスを外すことになりました。

先生が手に持っている電動カッターが、ものすごい音を立てて回転しているように見えて、とても怖いです。

先生から、「刃が肌に当たっても切れないから大丈夫だよ」と言われましたが、あんなに勢いよく動いている刃が当たって、本当に体は切れないのでしょうか?

天6整形外科

ギプスを外す時のあの大きな音と振動は、初めての方にとっては非常に怖く感じますよね。

結論からお伝えしますと、ギプスカット用のカッターで体が切れることは、まずありません。

その理由は、このカッターの刃がノコギリのように「回転」しているのではなく、目に見えないほど速い速度で「振動」しているだけだからです。

この特殊な仕組みにより、硬いギプスだけを切ることができ、柔らかい皮膚に当たったしまっても皮膚を傷つけることはなく、刃と一緒に振動するだけなので、どうぞ安心してください。

もう少し詳しく解説

なぜギプスカットで肌が切れないのか、その仕組みと注意点を解説します。

ギプスカッターの仕組みと安全な理由

ギプスカットの際、非常に大きな音がして、怖く感じることもありますが、ギプスカッターは実は非常に安全に設計されています。

  • 回転ではなく「振動」で切る
    ギプスカッターは一般的なノコギリのように回転しているのではなく、刃が高速で微振動しています。
    ギプスのように硬いものには振動する刃との間に抵抗が生まれて切ることができますが、皮膚のように柔らかいものに当たっても、皮膚が刃と一緒に動いてしまうため、切れることはありません。
  • 下巻き材による保護
    ギプスの下には「ブルーラップ」や「ストッキネット」という下巻き材が巻かれています。
    カッターの刃が直接肌に触れる前にこの下巻き材によるクッション層があるため、物理的な距離が保たれており、そもそも刃が皮膚に直接触れてしまうことは少ないです。

ギプスカット中に患者様自身が注意すること

「ギプスカッターの刃が皮膚に当たっても切れない」と分かっていても、以下の部分は注意が必要です。

  • 熱さを感じたらすぐに教えて下さい
    刃の摩擦によって、「熱さ」を感じることがあります。
    基本的には一箇所に刃を当て続けず、少しずつ場所をずらしながらカットするため、熱いと感じることは滅多にありませんが、もし熱いと感じたらすぐに教えてください
  • 急に身体を動かさないでください
    小さなお子様などは、ギプスカット時に大きな音が鳴るため怖がる場合もあるかと思います。
    しかし、怖がって急に怖がって動かしてしまうと、皮膚に刃が強く当たるなどしてやけどをしてしまう場合があります。
    当院ではこの対策として、カットを行う前に、私たちの皮膚に振動している刃を軽く当てるなどして、「実際に刃が当たっても切れない」ということを見てもらってから実際にギプスカットを行うようにするなど、わかりやすい説明をすることを心がけています。

ギプスカッターは、「硬いものだけを壊し、柔らかいものは傷つけない」という特殊な振動の仕組みを利用しているため、体が切れる心配はありません。

骨折治療における大切なステップですので、スタッフを信頼して、安心してギプスオフの日を迎えてください。

天神橋筋六丁目、天満、都島、南森町、東淀川区から通いやすいクリニック、天6整形外科では、手術が必要になる前に身体を治す、怪我をしてしまわない身体を作ることをモットーに診療を行っています。

上記の質問・疑問以外にも気になる事があれば、診察やリハビリの際にお気軽にお申し付け下さい。