【Q&Aコラム】手首のサポーターは寝る時もつけたほうがいいですか?

患者さん
30代女性で事務仕事をしています。
最近腱鞘炎になり、夜中に手首が痛くなることがあります。
手首のサポーターは寝る時もつけた方がいいのでしょうか?

天6整形外科
痛みや不安定さが強い場合の他、不安で寝れないといった場合には、就寝中もサポーターを軽く装着しておくと寝やすいかもしれません。
夜間の無意識な手首の動きを制限でき、朝の痛みが和らげる事ができる可能性もあります。
ただし、長時間きつく装着すると血流が悪くなることもあるため、使い方には注意が必要です。
もう少し詳しく解説
手首のサポーターには「動きを制限して安静を保つ」役割があります。
腱鞘炎や靭帯の損傷がある場合、夜間の不用意な動きを防ぐことが症状の悪化予防になります。
一方で、寝るときに強く締めすぎると血流が妨げられ、しびれや逆に不快感を引き起こすこともあります。
「痛みが強い時期は起きている時は基本的に使用し、寝る時も軽めに使用、症状が落ち着いたら外す」という調整が望ましいです。
手首のサポーターは、症状が強い時には就寝中の装着も有効ですが、必ず「きつく締めすぎない」ことが大切です。
症状の程度や生活の不便さに合わせて調整し、不安があれば医師や理学療法士に相談するのが安心です。
天神橋筋六丁目、天満、都島、南森町、東淀川区から通いやすいクリニック、天6整形外科では、手術が必要になる前に身体を治す、怪我をしてしまわない身体を作ることをモットーに診療を行っています。
上記の質問・疑問以外にも気になる事があれば、診察やリハビリの際にお気軽にお申し付け下さい。