【Q&Aコラム】身体を痛めた時にお風呂は入って良い?

40代男性です。先日、濡れた床で滑って転倒して腰を強く打ってしまいました。
今は少し痛みが残っていますが、こういうときにお風呂に入っても大丈夫なのでしょうか?

痛めた直後であったり、打撲した部分に腫れや熱っぽさがあるうちは痛みが強くなる可能性があるため入浴は控えましょう。
この時期には、入浴などで長時間患部を温めることは避け、冷やす(アイシング)ことが基本です。
打撲などで急性の炎症が起きている部分は、温めてしまうと、炎症部分の血流が良くなってしまい、腫れや炎症が強まる可能性があります。
逆に、痛みや腫れ、熱感が落ち着いてきているにも関わらず、打撲した周囲の筋肉が突っ張ったりして動くと痛むような場合には、入浴などにより温めることで血行が良くなり、筋肉のこわばりを和らげる効果が期待できます。
もう少し詳しく解説
打撲などで身体を痛めた直後は、患部に急性の炎症が生じており、腫れや熱感を伴うことが多い時期です。
身体を痛めてすぐの時期には、入浴などで長時間患部を温めることは避け、冷やす(アイシング)ことが基本です。
患部を冷やすことで炎症している部分に行く血流を抑え、炎症や腫れを軽減させ、痛みを抑えることができます。
一方で、痛みや腫れ、熱感が落ち着いてきた場合に、筋肉が突っ張って動くと痛みが出るなどの症状が残っていた場合には、入浴などで血行を促進し、筋肉の緊張をやわらげることが回復を助ける場合もあります。
その他にも、怪我の処置方法などによっても入浴可であるか避けるほうが良いかが変わってきます。
迷う場合は一度医療機関で相談してみましょう。
天神橋筋六丁目、天満、都島、南森町、東淀川区から通いやすいクリニック、天6整形外科では、手術が必要になる前に身体を治す、怪我をしてしまわない身体を作ることをモットーに診療を行っています。
上記の質問・疑問以外にも気になる事があれば、診察やリハビリの際にお気軽にお申し付け下さい。