骨粗鬆症(骨粗しょう症)を予防する食事について①栄養素編
こんにちは、天6整形外科理学療法士の二宮です。
4月になり、新年度を迎えましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
当院にすでにご来院頂いたことのある方はすでにご存知かと思いますが、当院では最新の骨密度測定装置を導入しており、DEXA法の骨密度測定や投薬治療において骨粗しょう症治療に注力をしております。
骨粗しょう症の治療では、当院で行える投薬治療の他、食事療法や運動療法が重要となりますが、実際どうすればいいのかについてはいまいちよくわかりませんよね?
今回の記事では、骨粗しょう症の食事療法について、骨粗しょう症を予防するために取りたい栄養素についてというテーマでお話していきます。
いくつか栄養素を上げていきますが、この記事では概要のみをお話し、栄養素ごとの詳細なお話については回を分けてお話していきます。
もちろん、今回の記事を読むだけでも、どんな栄養素をどんな食べ物から摂ればよいのかを簡単に理解することができますよ!
骨粗しょう症についてはこちらのコラムでもお話していますので、合わせてお読み下さい。
骨粗鬆症(骨粗しょう症)の治療や予防に役立つ栄養素って?
骨粗しょう症は、骨が脆くなって骨折しやすくなる病気です。
骨粗しょう症の治療や予防には、骨を作るために必要な栄養素を摂取することが重要です。
骨粗しょう症の治療や予防に役立つ栄養素は以下の通りです。
- カルシウム
- ビタミンD
- ビタミンK
カルシウム
骨を作るのに欠かせない栄養素であるカルシウムは、骨粗しょう症の予防・治療に不可欠です。
特に女性は閉経後に骨量が急激に減少するため、積極的に摂取する必要があります。
チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、骨ごと食べられる小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、しそ、ケール、モロヘイヤ、小松菜などの野菜類や海藻などに多く含まれます。
▽カルシウムについて詳しくはコチラ
ビタミンD
カルシウムを吸収するために必要なビタミンDも、骨粗しょう症の予防・治療に欠かせません。
ビタミンDは、日光によって体内で作られることもありますが、高齢者や屋内にいることが多い人は不足しがちです。
ビタミンDが多く含まれている食材は、魚やきのこ類が主です。
ビタミンといえば野菜が思い浮かびますが、実際のところ野菜にはほとんどビタミンDは含まれませんので注意しましょう。
▽ビタミンDについて詳しくはコチラ
ビタミンK
ビタミンKは、骨を作る骨芽細胞の働きを助ける作用があります。
また、骨を破壊する破骨細胞の働きを抑制します。
ビタミンKは納豆、ブロッコリー、モロヘイヤ、小松菜などに多く含まれています。
まとめ
今回は骨粗しょう症の治療や予防に重要な栄養素についてお話しました。
骨粗しょう症の治療、予防にはカルシウム、ビタミンD、ビタミンKの摂取が重要です。
これらの栄養素をバランスよく摂取し、健康な骨を維持することを心がけてみましょう。
天神橋筋六丁目、天満、都島、南森町、東淀川区から通いやすいクリニック、天6整形外科では、手術が必要になる前に身体を治す、怪我をしてしまわない身体を作ることをモットーに診療を行っています。
- 骨粗しょう症になっていないか気になる
- 骨密度を測ってみたい
という方は是非当院にお越しください。
実際に問題が大きくなり、日常生活が困難となる前に受診をすることが、早期に回復するために重要です。簡単なお悩みでも構いません、皆様のご来院をお待ちしております。