大阪市北区天神橋
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【Q&Aコラム】痛めている肩を下にして寝てもいい?

患者さん

五十肩で通院中です。

横向きでしかぐっすり寝れないのですが、痛めている肩を下にしてもいいですか?

天6整形外科

質問者様のように五十肩(肩関節周囲炎)の場合ですと、肩を下にして寝た際に痛みが出ないのであれば特に患部を下にして横向きに寝ることは問題ありません。

しかし、肩や鎖骨の骨折の治癒の最中や腱板断裂の術後など、その他の疾患については治療経過や時期によっては患部を下にして横向きで寝ることは避けるほうが良い場合・禁止である場合があります

肩こり程度の痛みや肩関節周囲炎のような疾患であればお答えしたように患部を下にして寝ることは問題ないですが、気になる方は診察時に主治医に聞いてみてください。

ちょっと補足

治療中の肩や肩こりが酷い肩を下にして横向きで寝ることはなんとなく悪い気がしますよね?

ですが、回答した通り基本的に肩関節周囲炎や肩こりなど、骨や筋肉・腱に異常がない場合において、その体制で痛みがなければ、患部を下にして横向きに寝ることは特に問題ありません

ですが、例えば上腕骨、鎖骨、肩甲骨などの骨折による肩の痛みの場合は、受傷してすぐや骨癒合が進んでいない場合などにおいて、患部を下にして寝てしまうと変形して癒合する場合や、偽関節といって骨折部が癒合せず関節のように動いてしまう状態となってしまうリスクがあります。

また、筋肉や腱の断裂を修復した場合などにおいては、時期によっては禁止されている姿勢を取ってしまったりして再断裂してしまうリスクも考えられます。

今回はあくまでも五十肩(肩関節周囲炎)および肩こりのような場合においての回答のコラムでしたが、疾患によっては回答内容が異なりますので、「私の場合はどうなんだろう?」と気になった場合はぜひ主治医までご相談ください。

天神橋筋六丁目、天満、都島、南森町、東淀川区から通いやすいクリニック、天6整形外科では、手術が必要になる前に身体を治す、怪我をしてしまわない身体を作ることをモットーに診療を行っています。

上記の質問・疑問以外にも気になる事があれば、診察やリハビリの際にお気軽にお申し付け下さい。