交通事故治療
交通事故に遭ったら、天6整形外科へ
当院では交通事故に遭われた方に対して、一人ひとりの症状に合わせた丁寧な診察、検査、安心できる治療を提供しています。
整骨院や他の病院からの転院など、まずはご相談ください。
交通事故治療について
交通事故の後、すぐに症状が無くても、数日後に痛みが出るという場合も多くあります。
交通事故での症状は早期に治療開始するほど、後遺症を残しにくくなります。
また、時間が経過してから受診した場合、事故との関連が証明できない場合があるため、事故直後の痛みの有無に関わらず、交通事故に遭ったらすぐに整形外科を受診し、きちんと検査を受けることをおすすめします。
代表的な症状
- 首・手足・背中・腰の痛み
- 首・手足・腰が動かない、動かない方向がある
- 頭痛・吐き気・めまい
- 手足のしびれ、力が入らない
- 記憶力の低下・神経過敏・睡眠障害
代表的な症状としてむちうち(頸椎捻挫)があります。
「むち打ち損傷」「外傷性低髄液圧症候群」「外傷性髄液減少症」などの正確ではない病名が付いていることも少なくありません。
首(頸部)にはさまざまな神経が通っているため、頚部の挫傷(くびの捻挫)後、長期間にわたって頚部痛、頭痛、めまい、吐き気、肩こり、首が回らない、手・手指のしびれ、倦怠感などの症状がでます。これらはX線(レントゲン)検査での骨折や脱臼は認められません。
交通事故の診断について
必要に応じてレントゲン、CT・MRI(連携先にて)などの画像診断を行います。
骨折や脱臼がないことの確認が必要です。
交通事故での症状は、画像診断のみでは判別できないことがありますので、身体所見、動作分析、姿勢の異常なども含めて判断し、治療方針のご提案を行います。
診察検査
当院では検査に異常が見られなくても、診察や問診を重視し、病状を正確に把握することを心がけております。 また、他院にて治療をしているに関わらず症状の改善が見られない患者様に対し、理学療法士によるリハビリなども含め、さまざまな治療法のご提案をしております。
自賠責保険について
自賠責保険は、自動車やバイクの保険で正式名称を「自動車損害賠償責任保険」といいます。 事故が起こった場合の被害者の救済が目的の保険で、最低限の補償を受けることができます。
「自賠責保険」は損害保険会社が取り扱っていますが、そのほか、全労済やJA共済などの共済組合が取り扱う「自賠責共済」があります。基本的にどちらも内容は同じです。
事故後の診断、自賠責保険請求の流れ
自賠責保険での請求を行うためには、事故後、速やかに御来院の上、検査をお受けください。
そののち、当院で発行する診断書を所轄の警察署に提出、保険会社へ連絡し保険会社より当院へ連絡いただくようご手配をお願いいたします。
尚、事前に保険会社より当院へ一括対応の連絡があった場合は窓口での自己負担はございませんが、連絡がない場合には一旦全額負担していただくことになります。
第三者行為による傷病届等について
交通事故の負傷で、治療を受ける際には「第三者行為による傷病届」のご提出をお願いいたします。
自動車事故等の第三者行為によりケガをしたときの治療費は、本来、加害者が負担するのが原則です。 しかし、業務上や通勤災害によるものでなければ、健康保険を使って治療を受けることができますが、この場合、加害者が支払うべき治療費を健康保険が立て替えて支払うこととなります。 そこで、保険者が後日、加害者に対して健康保険給付した費用を請求する際に「第三者行為による傷病届」が必要となりますので、すみやかに提出をお願いします。
交通事故治療のよくあるご質問
- Q.どれくらい治療費がかかりますか?
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基本的には患者様のご負担はありません。自賠責保険による補償となりますので、基本的に治療費は発生しません。ただし、過失割合が高い場合や、保険会社に連絡が取れていない場合は治療費が発生することがあります。
- Q.治療期間はどれくらいですか?
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患者様によって異なりますが、最も多い症状であるむちうち症は3か月~6か月が基本的な治療期間となります。早期の段階で、できるだけリハビリ治療に通うことがその後の治療成績に影響します。
交通事故後のケガは複雑で、一定まで改善したのち、それ以上の改善が期待できなくなる場合もあります(※症状固定といいます)。その場合は、患者様が補償を受けられるように後遺症診断書をお書きすることもできます。
- Q.今かかっている医療機関から変えたいのですが?
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医療機関は患者さんの意思で自由に変えることが出来ます。変更をご希望の場合は、保険会社へ連絡し、その旨をお伝えください。
- Q.整骨院との併用は可能ですか?
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整骨院と併用することは保険会社の判断によります。申し訳ございませんが、基本的に当院から整骨院へのご紹介はしておりません。
- Q.治療費はどのような保険がありますか?
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基本的には、自賠責保険と健康保険があります。一般的には自賠責保険による治療を行いますが、保険会社と協議をし、健康保険を使われて治療する場合があります。健康保険で治療を行う場合は、患者様が「第三者行為による届け出」を提出する必要があります。