大阪市北区天神橋
天六駅近くの整形外科・リハビリテーション科・骨粗しょう症・交通事故治療

TEL WEB予約

反復性肩関節脱臼とは

肩が一度外傷性脱臼を起こした後に、脱臼を繰り返す病態をいいます。

その他脱臼症状を伴う疾患として、肩ではなく股関節ですが発育性股関節形成不全などもございます。

反復性肩関節脱臼の症状

反復性肩関節脱臼の主な症状には以下のものがあります。

  • 肩が抜けそうになる不安感がある
  • 上着を着る際に肩が抜ける
  • 寝返りをうった際に肩が抜ける
  • くしゃみをした際に肩が抜ける

いわゆる脱臼がクセになってしまった状態のことであり、上記のほかに、朝起きたら肩が抜けていた、うつ伏せで本を読んでいて背伸びをしたら肩が抜けたなどの実例もあります。

反復性肩関節脱臼の原因

初回脱臼の際にバンカート損傷といわれる関節唇や下関節上腕靭帯といった肩関節を支える組織の関節窩からの剥離損傷を起こすことが多く、それらの損傷が不完全に治癒するために、肩自体が緩んだような状態となり、脱臼を繰り返すとされています。

反復性肩関節脱臼の治療

セルフでの筋力トレーニングの指導や理学療法士によるリハビリにより、肩周囲の筋肉の強化により肩の支持性を向上させたり、関節鏡手術にて損傷してしまった関節唇や下関節上腕靭帯などの修復を行います。

重症の場合は、烏口突起と呼ばれる部分の骨を肩関節に移植し、骨による支持性を追加する場合もあります。

院長より

実は私も反復性脱臼(過去20回以上)しており、ちょっとした動きでも脱臼の不安感がつきまとっていた時期もありました。
2019年頃からトレーナーと共に筋力トレーニングを開始し、肩周囲の強化を行ってから、今のところ1度も脱臼していません。
その他の実例として、過去には、力士の千代の富士が何度も脱臼しましたが筋肉をつけて克服し、優勝しています。
3回以上の反復性脱臼の基本的治療は下関節上腕靭帯を修復する関節鏡手術とされていますが、私の実例なども考えると、CT・MRIの画像所見の状態によっては保存加療も一手かもしれません。