大腿骨頭すべり症とは
思春期の成長が盛んな時期に大腿骨近位骨端線で骨端が頚部に対して後下方にすべる疾患です。
大腿骨頭すべり症の症状
股関節痛や、足が外旋していたり、可動域制限を認めます。
大腿骨頭すべり症の原因
成長ホルモン、性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどの関与が考えられているが確定していません。思春期の肥満男児に多いとされています。
大腿骨頭すべり症の治療
保存加療の成績があまりよくないため、手術となることが多いです。
院長より
早期発見ができれば、低侵襲な手術で終わらすことが可能です。お子さんの歩き方がおかしい場合には、受診をすすめてください。