肘部管症候群とは
肘の内側の部分で、尺骨神経という神経が傷むことで、小指側にしびれがきたり、手の細かい動きが上手にできなくなる疾患です。
肘部管症候群の症状
第4指半分と第5指の感覚障害や症状がひどい場合には骨間筋が萎縮したり、指がカラスの指のように変形したりします。
肘部管症候群の原因
変形性肘関節症による骨棘形成や、肘部管内のガングリオンによるものが多い。
肘部管症候群の治療
90度以上屈曲しないように職場の椅子の高さを高くすることや内服(ビタミンB12)加療を行います。運動麻痺や筋萎縮が見られる場合には手術になります。
院長より
肘の内側を叩いて、ピリッとする痛み痺れが指先までくる場合には一度受診してみてください。